第6章ドイツ・イギリス:
美術大国の狭間で

16世紀、ドイツは宗教改革が引き金となった混乱の中、人文主義(ヒューマニズム)と宗教改革の影響を受けて活躍するクラーナハ等の北方ルネサンスの重要作家が登場します。他方16、17世紀のイギリスは、清教徒革命などによる情勢不安が続く中、絵画もフランドルなど他国の影響下にありました。しかし18世紀初頭、イギリス絵画の質は次第に向上し、ゲインズバラのような優れた肖像画家を輩出しました。