プロローグ

ウィギリウス・エリクセン《戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像》

ウィギリウス・エリクセン《戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像》

エカテリーナ2世の戴冠式は1762年、33歳の時で、以後30年以上の治世が続く。ロマノフ家の双頭の鷲をあしらった豪華な衣装に身を包んでいるが、モデルは女帝とあって画家の視点は低く、つまり下から見上げるように取られている。濃い赤の頬紅はロココ時代の流行であった。

1760年代 油彩・カンヴァス
 ©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18