第1章 イタリア:ルネサンスからバロックへ

ポンペオ・ジローラモ・バトーニ《聖家族》

ポンペオ・ジローラモ・バトーニ《聖家族》

バトーニは「イタリア最後のオールドマスター」と呼ばれた18世紀の画家。色白のうら若い聖母と幼いキリストが、他の誰よりも明るく輝いている。キリストに手を差し伸べているのは聖アンナ(聖母の母)、聖母が左手で抱えているのが洗礼者ヨハネで、初老の父ヨセフは脇でこの様子を見守っている。

1777年 油彩・カンヴァス
 ©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18