第1章 イタリア:ルネサンスからバロックへ

カナレット (本名ジョヴァンニ・アントニオ・カナル)《ヴェネツィアのフォンダメンタ・ヌオーヴェから見た、サン・クリストーフォロ島、サン・ミケーレ島、ムラーノ島の眺め》

カナレット (本名ジョヴァンニ・アントニオ・カナル)《ヴェネツィアのフォンダメンタ・ヌオーヴェから見た、
サン・クリストーフォロ島、サン・ミケーレ島、ムラーノ島の眺め》

ルネサンス以降、自然風景に限らず都市という人工的な空間もテーマとして描かれるようになった。都市風景がひとつのジャンルとして確立されるのは17世紀のオランダだが、その流れを引くのが18世紀のカナレット、ベロットなどに代表される本作のような「都市風景(ヴェドゥーダ)」である。

1724-1725年 油彩・カンヴァス
 ©The State Hermitage Museum, St Petersburg, 2017-18